コンビニ人間┃普通ってそんなに大事?
一行本棚
一行本棚
『夜は短し歩けよ乙女』読了!
いや、これはすごい。
すごいを通り越して“お祭り”🥁。
正直、序盤は戸惑いました。
会話もテンポも独特すぎるし、現実味も薄いし、
「これは恋愛小説?それともSF?、置いていかれるやつか…?」と少し不安に。
でも――
気づいたら、完全に飲み込まれていました。
違和感が違和感でなくなる、
不可解な出来事が次々起こるのに、気づけば面白さばかりが強く残る。
不思議な魅力たっぷりな読書体験をもらえる本です📖
※主観で書いております。数字が大きいほど読むのに力を使いますが、満足感や達成感にも繋がります。
合計【8/20】ポイント
長さ【3】
短い★★★☆☆長い
読みやすさ【3】
単純★★★☆☆複雑
重さ【1】
軽い★☆☆☆☆重い
余韻【1】
アッサリ★☆☆☆☆コッテリ
読みたいタイミング
青春を感じたい時、賑やかな気持ちになりたい時
『夜は短し歩けよ乙女』、ジャンルとしては恋愛小説ですが、黒髪の乙女による冒険パートと、外堀を埋めてお近づきになりたい先輩による巻き込まれパートが小気味よく展開されます。
現実味があまりないハチャメチャが押し寄せてくるのに、それがまったく気にならない。
独特すぎる世界観なのに、
気づけば自然にそのリズムに乗せられていました。
キャラクターが魅力的で、黒髪の乙女の自由さと無敵感。
先輩の若気の至りとも言える少々恥ずかしい自意識、でも読んでいくにつれて自己投影できるひたむきさ。
その他大勢の魑魅魍魎な方達👻
そのズレが積み重なって、
京都を大きな祝祭にしていく。
そして、あのエンド。
キャラクターたちの世界が、
まだどこかで続いていくような終わり方。
物語は終わったのに、
彼らの日常は止まらない気がする。
この感じに私は非常に弱い。
ページを閉じても、
あの夜はまだ続いている気がしてしまう。
大好物でした🐤