コンビニ人間┃普通ってそんなに大事?
『コンビニ人間』再読したので頭の整理。📚️主人公の浮世離れ感が強いけど、実際はどこまでも誠実なのだなと感じてしまう。初見で読み始めたときはコンビニがメインの話かと思ってましたが(←その通りではあるのだが)、普通とはなにか、そこに違和感を持つ人の生き方をありありと感じさせてくれる、そんな本だと受けとっています。
過去に作った動画も貼り付けておきますので、良かったら見てみてください。
作品情報
- 作品名
コンビニ人間 - 著者名
村田沙耶香 - 初出/刊行年
2016年 - ジャンル
小説 - 書籍はこちら👇️
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一行本棚┃作品メーター
※主観で書いております。数字が大きいほど読むのに力を使いますが、満足感や達成感にも繋がります。
合計【9/20】ポイント
長さ【2】
短い★★☆☆☆長い
読みやすさ【2】
単純★★☆☆☆複雑
重さ【3】
軽い★★★☆☆重い
余韻【2】
アッサリ★★☆☆☆コッテリ
読みたいタイミング
生き方に悩んだ時/サックリ他人の闇に触れたい時
読書メモ(※ここから一部ネタバレあり)
主人公の古倉さんは、本来的に多くの人が行う普通の事が出来なかった。服を選ぶのも話すのも他の人を参考・真似してでしか合わせることが出来ない。正解が提示されれば合わせられる。でも提示されない場面では、どう振る舞えばいいのか分からない。コンビニという存在は、そんな古倉さんに正解を示してくれて、そこで働く事が自分でいられる方法となっていた。
この物語、色々見方があると思うけど、私は古倉さんはひたすら誠実な人で、むしろ周りの人のほうが彼女を受け止めきれなかったのでは?🤔と思ってます。
もし同僚として古倉さんがいて思っていることを真正面から投げかけられたら、襟を正しに正してしまいますね!(最終的には私自身の首絞めてそうですが笑)ただ実際はその温度感でずっといられる人もいないのが難しいところだから、やはりお互いの割り切りは大事になりますね。
勝手に親近感持って語ってしまいました💦まあ、それだけ人物の表現が素晴らしかったということで😶🌫️
ただ価値観を否定されたり、今までの生活がなくなってしまってもコンビニで働くことに最適化しようという姿勢、静かな物語で、ハッピーエンドかは分からない。それなのにどこか疾走感と爽快感がある。不思議な余韻を持たせてくれますね。
きっとまた、ふとしたタイミングで読み返したくなる。そんな一冊でした。

